当たってないからこそ信じる!?占いの3つの心理効果

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なぜ占いは当たるのか?心理学的には答えがある。その3つの心理効果をご紹介。

1.バーナム効果

誰にでも当てはまる特徴を自分固有の特徴であるかのように錯覚してしまう心理効果。

 

これを実験で証明したバートラム・フォアラーに因んでフォアラー効果とも言う。

 

日本では血液型占いがバーナム効果の代表的な例で

 

 A型は几帳面

 B型は自分勝手

 O型は協調性がある

 AB型は二面性がある など

  

考えて見れば誰にでも多少は当てはまる気質を言っているに過ぎない。

 

しかし、当の本人にしてみれば「なんで分かるの?」と自分の性格を言い当てられた気になってしまう。

 

占い師の常套句「アナタには悩みがありますね」は誰にでも当てはまる。

 

2.自己確認効果

自分の長所などを確認したいという心理。

 

自己確認することによって「私はこういう人間!」というのを安定的に維持することが出来る。

 

自己確認欲求が強いと占いの結果をより自分に都合よく解釈してしまい騙されやすくなってしまう。

 

3.自己拡大効果

自己拡大効果というのは自己確認効果とは逆の心理効果で自分にない特徴を言われると戸惑いつつも肯定的に受け入れてしまうこと

 

例えば、自分の性格を真面目でおとなしいと認識していたとする。

 

しかし、占いで「あなたにはユーモアがあり協調性に優れています」などと言われると

 

「た、たしかにそうかもなぁ」などと好意的に受け取ってしまうのだ。

 

つ ま り 、

 

占いは何を言っても信じてもらえるのだ。